ラオスの豆、ご存知ですか?
久しぶりのお知らせとなります!いよいよコーヒーの美味しい季節がやってきましたね。今回はラオスの新豆追加のお知らせです!
「デラピカ ティピカ100% ウォッシュド」
ラオスの豆??そうです。日本ではまだあまり馴染みがないかもしれませんね。実はラオスはコーヒーの産地として有名ですが、日本ではまだ知名度は薄いかもしれません。
標高1300~1500m前後のボラベン高原という高地で栽培され、その多くは中国やマレーシアなどのアジア近郊諸国に輸出されてしまっています。ですので、なかなか日本での知名度が薄く、輸入量も少ないというのが現状です。
ティピカという超希少種豆
今回、偶然にもこ゚縁があり、ラオスでコーヒー農園をもつ日本企業に巡り合うことができました。ラオスの現地生産者と一緒になって現地で「無農薬珈琲」の栽培をしています。そして、品種は「ティピカ」。珈琲は品種は大きく分けると「アラビカ種」と「ロブスタ種」に分かれます。スペシャルティコーヒーで使われている大半は「アラビカ種」。その中でも原種とも呼ばれるのが、この「ティピカ」という品種なのです。
珈琲の原種なので、病気に弱く、生産量も少ないです。現在のアラビカ種は、このティピカを病気に強くしたり、様々な気候や風土でも育つよう品種改良した品種が大半を占めています。つまり、ティピカ100%のコーヒー豆はそれだけで大変貴重な珈琲豆とも言えるんですよ!
やさしさあふれる味わい
そして、肝心な味。ラオスのデラピカは、とにかくやさしい味です。中煎りあたりですとまろやかで芳醇な珈琲の香りで、苦み、酸味も程よいバランス。飲んだ後に舌にのこらないさらりとした飲み心地。一言でいうと、まじりっけがない素直なコーヒーとも言えるでしょう。今のところこの「素直なコーヒー」は中煎りでの焙煎を中心に考えていますが、今後深煎り、中深煎りの焙煎プロファイルも固め、いろいろな表情のラオスのコーヒーをお届けしたいなと思っています。
品質も一級品
もちろん、品質は最高レベル。ラオス国内の品評会ではこのデラピカが90点近い数値も叩き出したという恐るべし豆。スクリーンサイズも最大サイズだけを使用し、BONUS COFFEE 焙煎所では、見た目や品質にもこだわり抜いたものだけを取り扱っています。
ちなみに、このティピカは、ジャマイカのブルーマウンテンや、ハワイのコナなど、超一流のトップブランド豆と同じ仲間です。(ブルーマウンテン、コナは、ティピカの亜種。)
ちょっとしたカフェでもなかなか飲めないラオスの希少なコーヒーを、ぜひお試しくださいね!