About Beans
人と人を繋ぎ、文化や国を伝える
珈琲豆は人から人へと繋ぎ、私たちのところへ届いております。BONUS COFFEE 焙煎所では、珈琲豆の販売を通じて、生産者の顔やその国の文化、魅力はもちろん、日本のように決して豊かではない国の現状をできるだけ多くの写真や文章で伝えていきたいと思っております。私たちが美味しい珈琲を飲めるのは、生産者をはじめとする珈琲に関わる全ての人たちのおかげです。

海の向こうの生産者にも感謝を込めて。
3つのお約束



最高級生豆を使用 取り扱う生豆は、個性が際立つ各国の最高級グレードの生豆のみを使用。
注文後焙煎 原則、古い焙煎豆のご提供はいたしません。
焙煎日表示 お客さまに安心して美味しく飲んでいただくために焙煎日を見える化しています。
海の向こうの生産者をはじめ、BONUS COFFEE 焙煎所 まで生豆を繋いでくださった方々へ少しでも感謝の気持ちを込めて、大切に焙煎します。そして、基本に忠実に。手抜きをせずに当たり前のことをして、珈琲豆の美味しさを最大限に引き出すことが、苦労して生産されている人たちへ、弊所ができる心ばかりの恩返しだと思っております。
Ethiopia Beans

属名「モカ」と呼ばれるエチオピアコーヒー、その語源はエチオピアのコーヒーは必ずイエメンのモカ港を通り世界に輸出されていました。コーヒーの発祥ともいえるエチオピアのコーヒーは、清々しいフルーティーな酸味感が特徴的です。また中深煎りくらいから酸味と苦味のバランスが合い、摩訶不思議なクセになる美味しさも魅力です。
DUMERSO, YIRGACHEFFE, ETHIOPIA GRADE 1
エチオピア ドゥメルソ イルガチェフェ G1 ナチュラル
ゲルシ地区同様、標高1950m~2200mの南部諸民族州の高地ドゥメルソ地区で収穫。昼夜の寒暖差が激しいイルガチェフェ地域では世界的にも高品質のコーヒーの産地として有名です。その中でもドゥメルソ地区の豆は、甘さと余韻を最大限に表現できる浅煎りが特におすすめ。エチオピア豆特有の酸味感も程よく抑えられ、芳醇な香りとともに心地よいのど越しが特徴です。中煎り〜深煎りはチョコレートやワインのような深い香りとコクがありながらスッキリとした味わいのギャップがなんとも言えない珈琲豆です。

生産国 | エチオピア連邦民主共和国 |
等級 | GRADE 1: グレード1 |
地域 | イルガチェフェ、南部諸民族州 |
地区 | DUMERSO(ドゥメルソ ) |
農園標高 | 1950-2210m |
【カップコメント】
マスカット、レモングラス、ネクタリン
◎浅煎り〜中煎りではまろやかな酸味感が感じられ、エチオピアらしい風味と、落ち着きのある味わいが共存。中深煎りあたりからチョコレートやワインのような深い香りと、スッキリとした味わいのギャップが楽しめます。
〈浅煎り〉
酸味 ★★★★☆
苦み ★☆☆☆☆
コク ★★☆☆☆
甘み ★★★☆☆
香り ★★☆☆☆
〈中煎り〜中深煎り〉
酸味 ★★★★☆
苦み ★★☆☆☆
コク ★★★☆☆
甘み ★★★☆☆
香り ★★★☆☆
〈深煎り〉
酸味 ★★☆☆☆
苦み ★★★☆☆
コク ★★★★☆
甘み ★★★★☆
香り ★★☆☆☆
GERSI, YIRGACHEFFE, ETHIOPIA GRADE 1
《完売 入荷未定》
エチオピア ゲルシ イルガチェフェ G1 ナチュラル
標高1900m~2300mの南部諸民族州のゲルシ地区で収穫。「ゲルシ」とは、「協力」という意味もあり、昼夜の寒暖差が激しい地区の生産者が協力し合いながら生産〜収穫を行っています。ナチュラルならではのアメリカンチェリーのような華やかな風味が感じられ、中煎り〜中深煎りあたりの焙煎度がおすすめです。

生産国 | エチオピア連邦民主共和国 |
等級 | GRADE 1: グレード1 |
地域 | イルガチェフェ、南部諸民族州 |
地区 | GERSI(ゲルシ ) |
農園標高 | 1900-2300m |
【カップコメント】
チェリー、マスカット、アプリコット
◎浅煎り〜中煎りでは小躍りするような華やかでフルーティーな味わいが特徴。苦みはなく後味もスッキリとするフレーバー。中深煎りあたりから酸味がやや薄れながらも口の中であとからやってくる苦みとのコラボレーションがさらに果実感の感動を引き立てます。
〈浅煎り〉
酸味 ★★★★★
苦み ★☆☆☆☆
コク ★★☆☆☆
甘み ★★★☆☆
香り ★★★☆☆
〈中煎り〜中深煎り〉
酸味 ★★★★☆
苦み ★★☆☆☆
コク ★★★☆☆
甘み ★★★☆☆
香り ★★★★★
〈深煎り〉
酸味 ★★★☆☆
苦み ★★★☆☆
コク ★★★★☆
甘み ★★★☆☆
香り ★★★☆☆
グレードG1生豆について
エチオピアの珈琲豆の最高級格付。コーヒー豆300g中に欠点豆が何個含まれるかで、G1からG9の9等級に分けられます。G1グレードは、300g中、欠点豆が0~3個までとされ、さらに品質も最高レベルの豆であることは言うまでもありません。

Kenya Beans

コクが有りボディ感が際立つケニアのコーヒー。ケニアらしいその香りはまさに素晴らしいの一言に尽きます。スパイシーな香りと深いコクは中煎り〜深煎りの幅広い焙煎度でその特徴をお楽しみいただけます。
MASAI, KENYA AA TOP GRADE
ケニア マサイ AA トップグレード ウォッシュド
標高1600m~2000mの高品質豆が収穫されるケニア山麓地域の最高品質トップグレードの生豆。特定の地域農園を指定しないことで、トップクオリティの豆だけを集め、常に安定した品質の生豆を生産しています。そのコンセプトと生産管理は輸出業者ドーマン社が一任しており、「ザ・ケニアの珈琲豆」と言わんばかりの信頼と安定された生産を長期にわたり継続。どっしりとしたボディと、今まで味わったことがない珈琲の奥深さを感じられます。

生産国 | ケニア共和国 |
等級 | AA TOPグレード(最高品質) |
地域 | ケニア山麓 7ファクトリー |
地区 | ニエリ、キリニャガ、エンブ等 |
農園標高 | 1600-2000m |
【カップコメント】
カシス、ザクロ
◎浅煎り〜中煎りではカシスやザクロのようなフレーバーと、やさしい甘みが後からやってくる。焙煎度が浅くてもまろやかで角がないフルーツ感が感じられる。中煎り〜は甘みとコク、ボディーがぐっと際立ち、これぞ「ザ・ケニアのコーヒー」と言わんばかりの懐の深い風味と味に変わる。
〈中煎り〜中深煎り〉
酸味 ★★★☆☆
苦み ★★★☆☆
コク ★★★★☆
甘み ★★★☆☆
香り ★★★★☆
〈深煎り〉
酸味 ★★☆☆☆
苦み ★★★★☆
コク ★★★★★
甘み ★★★★☆
香り ★★★☆☆
AA TOPグレード生豆について
ケニアの珈琲豆の最高級格付。珈琲豆の大きさが大粒である(豆のサイズが18/64インチ以上)。また、厳格なカップテストを行い、優れた珈琲のみに与えられる格付けがAA(ダブルA)。さらに秀逸とされるAAの豆には「TOP」や「+」の格付けが付加され、マサイAA TOP GRADEは、まさにケニアでは最高クラスの生豆です。

Rwanda Beans

アフリカ豆特有のフルーツ感あふれる酸味の中に、甘さと華やかさが際立ちます。焙煎を深めることで苦みとのバランスが大変良くなり、日本人好みのコーヒーに。一度ハマるとやめられない小悪魔的なルワンダ豆です。
MUSASA, RWANDA MICRO LOT PREMIUM
《数量限定》
ルワンダ ムササ マイクロロットプレミアム パルプドナチュラル(ハニープロセス)
ルワンダ西部標高約1500mにあるルチロ地区の小規模生産者で収穫されたコーヒーチェリーのみを使用。COEの入賞歴もある優良ウォッシングステーションで精製されたパルプドナチュラル(ハニープロセス)の生豆。生豆の取扱い企業がその品質、希少性を高く評価し、自社での最高ランク「マイクロロットプレミアム」の格付けにしている生豆でもあります。浅煎りではまるでハチミツのような柔らかいコクと甘み。雑味のない透明感のある酸味が特徴。中煎りあたりの焙煎度が抜群にバランスが良いです。

生産国 | ルワンダ共和国 |
等級 | マイクロロットプレミアム(仕入れ企業最高ランク) |
地域 | ルワンダ西部 |
地区 | ルチロ地区の小規模生産者 |
農園標高 | 1500m(ウォッシングステーション) |
【カップコメント】
ハニー、レモンティー、ジンジャー
◎浅煎り〜中煎りではまろやかなハチミツのような甘さを感じられ、コーヒーが果実であることを改めて感じられる。華やかで優しい酸味はまるでレモンティーのようなフレーバー。中煎りではスパイシーな表情が現れ、ハニーフレイバーもさらに増し、バランスの良い味に。
〈中煎り〜中深煎り〉
酸味 ★★★☆☆
苦み ★★☆☆☆
コク ★★★☆☆
甘み ★★★★☆
香り ★★★★☆
〈深煎り〉
酸味 ★★☆☆☆
苦み ★★★☆☆
コク ★★★★☆
甘み ★★★★★
香り ★★★☆☆
パルプドナチュラル(ハニープロセス)製法について
ナチュラル製法に近いのですが、珈琲の実を乾燥させる前に、パルパーと呼ばれる機械で果肉を剥ぎ取り乾燥させます。その際に粘液質は取らずに乾燥(ウォッシュドではここで洗浄します)。粘液質が持つ糖分や酸味、芳醇な生豆の香りが生豆に染み込み、特徴が際立つ生豆となります。

Laos Beans

標高1300m近辺で収穫される無農薬のティピカ豆を中心に、まろやかでスッキリとした味わいが特徴的です。日本人が好む「ブレンドコーヒー」のような、単一農場で収穫された豆とは思えないようなバランスの良い味わいをお楽しみいただけます。
DERA PICA, LAOS TYPICA 100% FROM BOLAVEN PLATEAU
ラオス デラピカ ティピカ 100% ウォッシュド
標高1300~1400mのボラベン高原で栽培されるアラビカ種の原種ともいわれている希少種のティピカ。日本国内の企業が現地の生産者と共同で農園を運営し、無農薬珈琲豆を栽培。厳格なクオリティを保ちながら生産から精製、加工、直取引をしている生豆です。その味はティピカ特有の繊細な酸味と豊かなアロマが特徴で、雑味がなくスッキリとした味わいです。ラオス国内の品評会では90点近い数字を出し、文字通り最高品質の希少種「ティピカ」です。

生産国 | ラオス人民共和国 |
等級 | ラオス国内品評会 / 最高品質グレード獲得 |
地域 | チャンバサック県 ボラベン高原 |
地区 | バクソン地区 の単一農園(生産者 インティサン・ソムプー氏) |
農園標高 | 1300~1400m |
【カップコメント】
レモンティー、グレープフルーツ、シナモン
◎最高品質の「ティピカ」は浅煎り〜中煎りでは抜けるようなスッキリとした味わいが特徴。引き締まったまろやかな酸味が特徴的で、ブラックコーヒーが苦手な人でも飲みやすい味です。深煎りにするとべっこう飴のようなやさしく、キリッとした苦みと甘い香ばしい風味が感じられ、ストライクゾーンの広い希少種です。
〈中煎り〜中深煎り〉
酸味 ★★★☆☆
苦み ★★★☆☆
コク ★★★☆☆
甘み ★★★★☆
香り ★★★☆☆
〈深煎り〉
酸味 ★★☆☆☆
苦み ★★★★☆
コク ★★★★☆
甘み ★★★★☆
香り ★★★☆☆
希少種「ティピカ」について
アラビカ種の中でも最も古くから栽培されている品種で、メジャーブランドの「ブルーマウンテン/ジャマイカ」や「コナ/ハワイ」もティピカの亜種(仲間)になります。病気に弱く、栽培するのが難しいため、収穫量が少なく、現在ではティピカ100%の豆は大変希少となっています。BONUS COFFEE 焙煎所では、日本企業が運営するラオス珈琲農園で無農薬で栽培され、厳格な基準で管理、出荷された100%ティピカ種を取り扱っています。


Indonesia Beans

香りとコクが強いといわれているインドネシアの珈琲豆。BONUS COFFEE 焙煎所では、インドネシアのフローレス島で収穫された珈琲豆で、インドネシアの珈琲豆らしからぬ、クリーンでジューシーな味わいが特徴の珈琲豆をお届けします。雑味なくそれでいてしっかりとしたボディ感をお楽しみください。
ボロンガ農園 デディさんのコーヒー
《近日リリース 数量限定》
インドネシア フローレスバジャワ ボロンガ農園 ハニー
インドネシアジャワ島の東に位置する「花の島」を意味するフローレス島。ここはコモドドラゴンが生息するコモド国立公園へのツアーの起点として多くの観光客が訪れます。このフローレス島でデディさんが中心となりコーヒー豆が栽培されています。彼らは、生まれ育った地元バジャワの地で育てたコーヒーを、他のインドネシアの島々にも引けを取らない品質にすることを目標に試行錯誤を重ねています。目指すのは、クリーンでジューシーなコーヒー。バジャワで育てられたからこそ生まれる香味を大切し、栽培方法、精製や、選別精度を磨き上げ、品質の向上に努め、現在ではインドネシアのトップクラスの品質を誇る珈琲豆となっています。

そんな彼らの今期のクロップは、アラビカ種とリベリカ種のハイブリッドである品種S795を使用したナチュラル精製とハニー精製になっております。徹底的な品質管理を行いながら作られるデディさんのコーヒーは、コーヒーを通じて日本との協力関係を深め、地元バジャワの生活向上に貢献する思いが込められています。

生産国 | インドネシア共和国 |
地域 | フローレス島 バジャワ地区 ボロンガ村 |
生産者 | デディ |
農園 | ボロンガ農園 |
品種 | S795 |
精製方法 | ハニー(パルプドナチュラル) 選別機・フルハンドピック |
農園標高 | 1300~1800m |
農薬/化学肥料 | 無農薬/不使用 |
【カップコメント】
グリーンアップル
スッキリとした味わいの中にコクとボディが感じられるバランスの良いテイスト。中煎り付近では鼻から抜けるようなグリーンアップルのような爽やかなフレーバーが特徴。
〈中煎り〜中深煎り〉
酸味 ☆☆☆☆☆
苦み ☆☆☆☆☆
コク ☆☆☆☆☆
甘み ☆☆☆☆☆
香り ☆☆☆☆☆
〈深煎り〉
酸味 ☆☆☆☆☆
苦み ☆☆☆☆☆
コク ☆☆☆☆☆
甘み ☆☆☆☆☆
香り ☆☆☆☆☆
ハイブリット品種「S795」とデディさんの品質管理
アラビカ種とリベリカ種のハイブリット品種。病気に強く栽培が容易で化学薬品を必要としないため、デディさんの農園で強いこだわりを持って栽培しています。リベリカ種はヨーロッパを中心に飲まれていますが、コクと苦味が強く、世界のコーヒー市場では流通量が5%以下ともいわれてる大変な希少種です。アラビカ種のDNAが加えられたS795は、アラビカ種の持つスッキリとした酸味や華やかな香りと、リベリカ種のコクと苦味のバランスがよく、世界的にも近年人気が上昇している豆種です。

このS795を、デディさんは現代的な精製で選別機とフルハンドピックを組み合わせ、さらに乾燥工程では温室内で直射日光を避けながらじっくりと乾燥。徹底的な品質管理で栽培をしています。

Honduras Beans

生産者の思いをつなぐストーリー
私たちにも人生があるように、海の向こうの生産者にもそれぞれの人生があります。ホンジュラスの珈琲豆は、そんな生産者のストーリーをご紹介します。日本のような、経済的に決して豊かな国ではありませんが、コーヒーに真摯に向き合う生産者たちの思いがギュッと詰まった豆ばかりです。
ジャスミン農園 ナンシーさんのコーヒー
《近日リリース 数量限定》
ホンジュラス チナクラ マルカラ ジャスミン農園
【ナンシーさんのストーリー】
ナンシーさんは幼少の頃から学校へ通わずに家族の生活費のために働いていました。一般的な家政婦の仕事や、コーヒーの収穫者として山に1ヶ月籠り実を積み続けることも。その後、16歳で地元のコーヒー農協の清掃員に就職。ひたむきな勤勉さが評価され、カッピング(テイスティング)の部署へ異動。そこで能力を伸ばしたナンシーさんは、国のカッピング学校へ1期生として入学し3年間に渡り勉強。彼女にとっては初めての学校でした。

卒業後、ホンジュラス女性初のカップ・オブ・エクセレンスの審査員として国内外で活躍するまでになり、今やホンジュラスのコーヒー界ではレジェンド的存在となりました。2010年にはカフェをオープン。自身の農園のコーヒーを販売し、現在4店舗を経営するまでに成長。品質にこだわり、たゆまぬ努力と情熱で栽培された彼女の珈琲豆が世の中で評価された証です。

生産国 | ホンジュラス共和国 |
地域 | チナクラ マルカラ |
農園 | ジャスミン農園 |
生産者 | ナンシー・エルナンデス |
品種 | カトゥアイ、ブルボン |
農園標高 | 1550m |
精製方法 | ウォッシュド/15〜18時間発酵、ナチュラル、ハニー(パルプドナチュラル) |
乾燥 | アフリカンベッド/20〜30日 |
農薬/化学肥料 | 無農薬/不使用 |
【カップコメント】
〈浅煎り/ウォッシュド〉
クリアな味わいのフルーツ感と芯の強いコクのバランスが見事。
〈中煎り/ハニー〉
芳醇な香り。ほのかに感じるナッツ感と香ばしい甘み。ライムのような爽やかさも。
〈中深煎り/ハニー(パルプドナチュラル)〉
濃厚ボディはチョコバナナのよう。ほのかな甘みと香りはフレッシュジュースのよう。
〈浅煎り〉
酸味 ☆☆☆☆☆
苦み ☆☆☆☆☆
コク ☆☆☆☆☆
甘み ☆☆☆☆☆
香り ☆☆☆☆☆
〈中煎り〉
酸味 ★★★☆☆
苦み ★☆☆☆☆
コク ★★★☆☆
甘み ★★★☆☆
香り ★★★★☆
〈中深煎り〉
酸味 ☆☆☆☆☆
苦み ☆☆☆☆☆
コク ☆☆☆☆☆
甘み ☆☆☆☆☆
香り ☆☆☆☆☆
ホンジュラスの等級グレードについて
ホンジュラスの生豆は、標高とQグレードと呼ばれるもので評価されます。高地で栽培される「SHG」は、品質が高く、風味も優れています。
【標高での評価】
・標高1200m以上 「SHG」(Strictly High Grown)
・標高900~1999m 「HG」(High Grown)
・標高600~899m 「CS」(Central Standard)
標高が高いほど高品質で風味高い珈琲豆として評価されます。BONUS COFFEE 焙煎所 で取り扱うホンジュラスの生豆はすべて「SHG」の最高ランクの生豆です。
【Qグレードの評価】
Qグレードは、アメリカスペシャルティコーヒー協会(SCAA)の基準で味覚評価80点以上をクリアしており、第三者機関が認定する高品質のコーヒーです。
ナンシーさんの珈琲農園があるマルカラ地区について
マルカラ地区は、ホンジュラスで初めて珈琲豆の産地呼称制度を取り入れた地区です。産地呼称制度とは、特定の地域や条件でのみ可能な製法や素材を使用することで、一定の品質と風味を保証し、ブランド価値を高め、消費者に安心して購入できる証となっています。


ブエノスアイレス農園 マリセラさんのコーヒー
《近日リリース 数量限定》
ホンジュラス フラテルニダ オコテペケ ウォッシュド
【マリセラさんのストーリー】
ブエノスアイレス農園は1998年からマリセラさんの両親が少しずつ植樹をしてつくられました。幼少だったマリセラさんと兄弟は、植樹や荷物運びのお手伝いをしたことを鮮明に覚えているそうです。マリセラさんの家族にとって農園が唯一の財産。コーヒーのおかげで子どもたちは学校を無事に卒業することができました。
2010年、マリセラさんは、ある農協団体に就職。仕事を通じてコーヒーのカッピング(テイスティング)のノウハウを知り、コーヒーは質が大事だと学びました。そこで、父の農園を少し借りて「品質向上」について研究しました。マリセラさんのコーヒーはカッピングでいい成績を残し、彼女はブエノスアイレス農園の新たな可能性を見出します。

そんな中2015年に、父の農園は経営難に。マリセラさんの父親は、やむなく農園売却を決意。マリセラさんはとても悲しくなり、自身が買取に手を上げました。マリセラさんは当時28歳。一人の若い女性に支払える金額ではありませんでした。しかし「家族の大切な思い出が詰まっている農園を守りたい」という彼女の想いはとても強いものでした。何度も何度も銀行へ足を運び、融資を依頼。その熱意は銀行にも通じ、ついに融資を得ることができました。その融資で、父親から農園を買取り、現在ブエノスアイレス農園のオーナーはマリセラさんです。”量”から”質”へ方針を変え、農園再建を図っています。マリセラさんの情熱と家族への愛情が詰まったコーヒーをお楽しみください。

生産国 | ホンジュラス共和国 |
地域 | フラテルニダ オコテペケ |
農園 | ブエノスアイレス農園 |
生産者 | マリセラ・アギラール |
品種 | パカ(パカス) |
農園標高 | 1630m |
精製方法 | ウォッシュド/14時間発酵 |
乾燥 | アフリカンベッド/18日 |
農薬/化学肥料 | 無農薬/不使用 |
【カップコメント】
〈中煎り〉
ほのかに感じる南米特有のナッツ感、それでいて爽やかでやさしいテイスト。グレープフルーツやマスカットのようなフルーツ感も感じられる。
〈深煎り〉
大人キャラメルのようなほろ苦さとミルキーのような濃厚な甘みが絶妙。
〈中煎り〉
酸味 ★★★☆☆
苦み ★☆☆☆☆
コク ★★☆☆☆
甘み ★★★☆☆
香り ★★★★☆
〈深煎り〉
酸味 ☆☆☆☆☆
苦み ☆☆☆☆☆
コク ☆☆☆☆☆
甘み ☆☆☆☆☆
香り ☆☆☆☆☆
パカ(パカス・パーカス)豆について
隣国のエルサルバドルのブルボン種から生まれた突然変異種です。属種はアラビカ種に分類されます。小粒ながらブルボン種を受け継ぎ味も良く、収穫量も良好です。1300~1600m以上で特に良質な豆に育つことから、マリセラさんの農園(1630m)では最高品質のパカ種の珈琲豆が収穫されています。

エルサレム農園 ディオニシオさんのコーヒー
《入荷未定》
ホンジュラス グアヒキーロ ラパス エルサレム農園 ウォッシュド
【ディオニシオさんのストーリー】
ディオニシオさんのエルサレム農園は、緑の大地ホンジュラスの中でも有数の大自然に位置します。家から農園までは、徒歩で下り30分、登り1時間。昼食は必ず自宅で食べるので、1日2往復しています。そんな農園を父と親子2代で管理されてきました。そのため農園内には、樹齢30年もののコーヒーの木が高々とそびえたちます。

2011年に新聞のカップオブエキセレンスの広告を見て、参加を決意。普段から高品質のコーヒー作りに専念していたディオニシオさんのコーヒーは、参加したその年に見事ホンジュラス国内で4位に入賞。そして、入賞で得た賞金を活用し、農園内に水洗設備とパティオを作りました。小規模ですが、現在でも清潔に管理され、彼のさらなる高品質なコーヒーづくりにつながっています。父と子の熱い思いが詰まったコーヒーをぜひ飲んでみてください。

生産国 | ホンジュラス共和国 |
地域 | グアヒキーロ ラパス |
農園 | エルサレム農園 |
生産者 | ディオニシオ・クルス・メンドサ |
品種 | ティピカ |
農園標高 | 1850m |
精製方法 | ウォッシュド/15〜20時間発酵、ハニー(パルプドナチュラル) |
乾燥 | パティオ 天日乾燥/20〜25日 |
農薬/化学肥料 | 無農薬/少量使用 |
【カップコメント】
〈浅煎り/ウォッシュド〉
桃やバナナ、果実感あふれるフルーツジュースのよう。
〈中煎り/ハニー(パルプドナチュラル)〉
上品なチョコレートらしさの中にフルーツの甘味と蜂蜜のような甘味。
〈浅煎り〉
酸味 ☆☆☆☆☆
苦み ☆☆☆☆☆
コク ☆☆☆☆☆
甘み ☆☆☆☆☆
香り ☆☆☆☆☆
〈中煎り〉
酸味 ☆☆☆☆☆
苦み ☆☆☆☆☆
コク ☆☆☆☆☆
甘み ☆☆☆☆☆
香り ☆☆☆☆☆
モンテホレブ農園 ヘラルドさんのコーヒー
《入荷未定》
ホンジュラス サンホセ マルカラ モンテホレブ農園 ウォッシュド
【ヘラルドさんのストーリー】
2015年、モンテホレブ農園は父親からの贈与によりヘラルドさんが農園主となりました。その翌年から、ヘラルドさんは息子のアレサンドロと一緒にコーヒーの木を植えました。しかし、植樹から2年が経ったとき、息子のアレサンドロにガンが見つかりました。その後、懸命な治療と奮闘も虚しく、2018年10月アレサンドロは6歳という短い生涯を閉じました。ヘラルドさんご夫妻の悲しみは想像を絶するものでした。

そんな中、ヘラルドさんが農園に立ち入ったとき、生前にアレサンドロが植樹したコーヒーの木がすくすくと元気に育っていました。それは紛れもなく、アレサンドロが生きた証でした。「息子を失ったことは悲しいけれど、彼が愛していたものを僕たちが引き継いでいけることはありがたいことだ」そう感じた夫妻は、アレサンドロを愛するかのようにコーヒーに愛情を注ぎました。収穫時には妻のマデリネさんが収穫したコーヒーの完熟度をきちんとチェック。二人三脚で生産と品質の向上に尽力。その思いは、ヘラルドさんの今はなき息子への愛情とコーヒーへの一途なこだわりが詰まっています。


生産国 | ホンジュラス共和国 |
地域 | サンホセ マルカラ |
農園 | モンテホレブ農園 |
生産者 | ヘラルド・アルトゥーロ・アギラール |
品種 | カトゥアイ |
農園標高 | 1550m |
精製方法 | ウォッシュド/24時間発酵、ハニー(パルプドナチュラル) |
乾燥 | アフリカンベッド/18日 |
農薬/化学肥料 | 無農薬/不使用 |
【カップコメント】
〈中煎り/ウォッシュド〉
オレンジピールの爽やかな香りとアップルパイのような甘みが奏でる愉快なハーモニー。
〈中深煎り/ハニー(パルプドナチュラル)〉
カカオのような深いコクにミルキーのような優しい甘味。ほっこりコーヒー。
〈中煎り〉
酸味 ☆☆☆☆☆
苦み ☆☆☆☆☆
コク ☆☆☆☆☆
甘み ☆☆☆☆☆
香り ☆☆☆☆☆
〈中深煎り〉
酸味 ☆☆☆☆☆
苦み ☆☆☆☆☆
コク ☆☆☆☆☆
甘み ☆☆☆☆☆
香り ☆☆☆☆☆
エルエデン農園 マルガリータさんのコーヒー
《入荷未定》
ホンジュラス サンタルシア カンタガージョ フランシスコモラサン エルエデン農園 ウォッシュド
【マルガリータさんのストーリー】
結婚を機にコーヒー農園を5代目として受け継いだマルガリータさん。コーヒー栽培を一から指導したのは先代、夫の父親でした。彼が亡くなったとき、農園の多様化を図るため野菜とハーブを栽培し、アメリカのウォールマートのスーパーへ委託販売も行いました。ある日、ウォールマートから農園の有機農法が評価され受賞。その時初めて、代々伝わっている農法や受け継がれた先代方が世界に評価されるほど素晴らしい農法、生産者だったことに気づきました。

その後、マルガリータさんは知識と経験を深め、試行錯誤を重ねて農法を改善しました。希少な品種のコーヒーを栽培したり、品評会へ出場したりと、確かな地位を獲得しようと試みています。
マルガリータさんには「挑戦」という言葉が似合います。コーヒーの品種や精製方法など、様々な新しい取り組みを行いながら品質向上に努めています。
そして新たに栽培したルイル11はマルガリータさんにとって素晴らしい魅力を見せてくれました。
ルイル11には農園の開園から確かに培われてきた栽培技術とマルガリータさんの新たな挑戦の想いが詰まっています。

生産国 | ホンジュラス共和国 |
地域 | サンタルシア カンタガージョ フランシスコモラサン |
農園 | エルエデン農園 |
生産者 | マルガリータ コラーレス |
品種 | ルイル11 |
農園標高 | 1450m〜1650m |
精製方法 | ウォッシュド/15〜18時間発酵 |
乾燥 | アフリカンベッド/15〜20日 |
農薬/化学肥料 | 無農薬/不使用 |
【カップコメント】
〈浅煎り〉
オレンジ系の酸味、紅茶のようなアロマ。
〈深煎り〉
ビターチョコレートのようなほろ苦さと黒糖のような甘味。
〈浅煎り〉
酸味 ☆☆☆☆☆
苦み ☆☆☆☆☆
コク ☆☆☆☆☆
甘み ☆☆☆☆☆
香り ☆☆☆☆☆
〈深煎り〉
酸味 ☆☆☆☆☆
苦み ☆☆☆☆☆
コク ☆☆☆☆☆
甘み ☆☆☆☆☆
香り ☆☆☆☆☆
ペンディエンテ農園 ホセマリアさんのコーヒー
《入荷未定》
ホンジュラス オパラカ インティブカ ウォッシュド
【ホセマリアさんのストーリー】
農園の原点はホセマリアさんの曽祖父の農場でした。主に牧場と、トウモロコシや豆を栽培していましたが、この町の風土や地形、土壌から、ホセマリアさんの曽祖父はコーヒ ーに向いていると判断し、コーヒー農園を始めました。その後、父の祖父に農園が譲渡されると、当時小学生だったホセマリアさんも農園の仕事に従事しました。学校の長期休暇のときには農園の収穫時期とも重なり、それは本当に楽しいものだったそうです。さらに、収穫したコーヒーの一部を簡易な方法でと洗浄を行う処理や天日で乾燥と、珈琲豆の栽培、収穫加工の一通りを子供の頃に体験していました。

そして数年後、大人になったホセマリアさんが初めて観光関連の活動に参加し、その一環として、コーヒーの生産を再び目にしました。コーヒーと観光との可能性を探求し、いくつかの農場を訪問し様々な農法を学ぶと、コーヒー生産は観光客にとって、とても魅力的だと感じました。

そんな中、当時観光で一緒に働く同僚から「近隣にある小さな農園を譲り受けるように」説得されました。実はその農園は、コーヒーの栽培に最適な風土と土壌で、子供の頃からコーヒーに熟知しているホセマリアさんにぜひコーヒーを栽培してほしかったそうです。その後、彼の熱心な説得で、ホセマリアさんが農地を譲り受けることになり、本格的なコーヒーの栽培が始まりました。現在では高品質な珈琲豆が収穫ができるようになりました。ホセマリアさんのコーヒーは、彼の人生体験と人との信頼と絆でできたコーヒーです。
生産国 | ホンジュラス共和国 |
地域 | オパラカ インティブカ |
農園 | ペンディエンテ農園 |
生産者 | ホセ マリア パラシオ |
品種 | カスティージョ |
農園標高 | 1700m |
精製方法 | ウォッシュド/15〜18時間発酵 |
乾燥 | アフリカンベッド/15〜20日 |
農薬/化学肥料 | 無農薬/不使用 |
【カップコメント】
〈中煎り〉
ストロベリーのような優しい伸びやかな酸味と蜂蜜のような甘味。
〈深煎り〉
ビターチョコレートのようなコクにチェリーのような甘味が芳醇さを醸し出します。
〈中煎り〉
酸味 ☆☆☆☆☆
苦み ☆☆☆☆☆
コク ☆☆☆☆☆
甘み ☆☆☆☆☆
香り ☆☆☆☆☆
〈深煎り〉
酸味 ☆☆☆☆☆
苦み ☆☆☆☆☆
コク ☆☆☆☆☆
甘み ☆☆☆☆☆
香り ☆☆☆☆☆
Gallery
取り扱い豆の各国を写真で感じてください!
エチオピア
※写真提供:トランスシーガル株式会社さま





















ケニア
※写真提供:ユーエスフーズ株式会社さま









ルワンダ
※写真提供:ユーエスフーズ株式会社さま









ラオス
※写真提供:株式会社たかやま / でら珈園さま











インドネシア
※写真提供:株式会社たかやま / でら珈園さま










ホンジュラス
※情報、写真提供:風早珈琲焙煎所BOWENさま/カトラッチャ珈琲焙煎所さま





















