価格の価値

こんにちは。寒さのギアが少しあがりましたね。つい2~3か月前まで猛暑だ秋が短いだ、異常な高温だ。なんて言われてきましたが、こうも寒くなるとそんなことはもはやだいぶ過去に感じてしまいます。

さて今日はちょっとだけコーヒー豆の価値のお話です。というか、モノの価値のお話。

先日私が人生で一番付き合いの長い旧友と久しぶりに飲んだ日のこと。

弊所の焙煎所の話題になり、彼にも以前コーヒーのサンプルをプレゼントしたことがあります。彼はコーヒーはあまり好きではない方で、どちらかというと好きではない。という人ですが、弊所のコーヒー豆を周りの知人に話していわゆる勝手に営業してくれているというとってもありがたい人です。

話を聞くと、100gで980円は高い。という声が多いそうで、それを私に(決して愚痴ではないですが)1合800円の日本酒を飲みながら話してきました。

高い?。高い。はい。そうです。決して安くはありません。最高の品質の生豆の原価、その中には海の向こうで必死にこのコーヒーを栽培している生産者がいます。その家族もいます。その豆を精製し、買い付ける人、船便、それをさらに仕分ける日本の仕入れ業者。そして弊所で焙煎する光熱費や機材、袋や包材、ハンドピックや管理、パッケージングする人件費、弊所が続けていくための利益確保分、たった100gの豆にも沢山の人、事柄が関わっているんです。これはコーヒー豆に限ったことではありません。彼が飲んでいた1合800円の日本酒だって、同様のことがいえるんです。

コーヒー豆の価値とは?

ではここで改めて、コーヒー豆(モノ)の価値とはなんだろうと考えてみます。

正直、この価値は世間や他人が決めるものではないです。そう、当然ですがモノの価値は本人が決めることなのです。

私の旧友は馬鹿ではありません。上記のことは当然のように理解していますが、おそらく本人も100g980円の豆は高いと感じているんでしょう。だから周りの人が同様に感じているのを共感している。ということだと思います。

じゃ、それはなぜか?彼はコーヒーが好きではないからです。好きでもないものの価値は低く見えがちです。これは人間の心理的な部分になると思いますが、皆が持ち合わせていることなのだと思います。

私がコーヒーの焙煎をする前は、当然コーヒー豆を購入していました。100g1000円〜1200円くらい。もちろん安くはないと感じておりましたが、たまにのむ美味しいコーヒーでリラックスすることに、なによりコーヒーが好きだからその価値は十分にあると自然と感じていたのでしょうね。

本来は彼のようなコーヒーがあまり好きではない、どちらかというとあまりコーヒーには関心がない。そんな方にも弊所のコーヒーを飲んで頂き、コーヒーの美味しさや芳醇な香り、焙煎したてのフレッシュなコーヒー豆の透き通るような喉越しの良さ、そんなコーヒーの魅力を感じ、コーヒーの新しい発見をしていただきたいところではありますが、理想と現実はなかなかうまく行きません。。(これとっても悲しいのですが、、)ですが、その価値を感じていただける方も弊所オープンから随分多くなり、お豆のご注文、反響も増えていっております。まずはそのような方に、弊所ができるベストのコーヒー豆を皆さまにお届けしたい。と思う今日このごろです。

ちなみに、お酒は好きですがもともとお酒に弱く、最近はアルコールを飲むと蕁麻疹のアレルギーがでる私としては、1合800円の日本酒は高いと感じます笑(これ飲んだら夜痒くて眠れなくなるのに、どうしてお金払って飲むんだろう。と思っちゃいます→これがモノの価値なんですよね。笑)

タイトルとURLをコピーしました